REPORTプロジェクトレポート

榊原温泉 湯の瀬 ラムちゃんパーク PROJECT REPORT[PART.2]

PROJECT REPORT

市・地元・民間事業者の目標設定

「湯の瀬」に求められる機能と役割

 地域振興の場として親しまれてきた温浴施設の建替え。市・地元・民間事業者、それぞれにとってより良い形にするには何が必要でしょうか。
 今回は課題02「利害の異なる3者が一つの事業を成功させるには?」について触れていきます。

「湯の瀬」に求められる機能と役割

 本施設「湯の瀬」は、地元に愛される公営浴場であるとともに、県外や市外からの集客を担う観光拠点でもあります。本事業推進に際し、改めて本施設が担うべき機能と役割を整理し、本事業の目的を明確にする必要がありました。
 例えば、市が担うべき地域住民に対する行政サービスとしての機能(健康増進)、観光資源・集客施設としての機能(観光振興)、榊原温泉ブランドを高め体現するための機能(地域振興)等が挙げられます。
 本事業の成功は、これら様々な機能が融合し相乗効果を最大化する連携が必須であり、改めて関係者間で共有されることにより、利害関係の異なる事業者が同じベクトルで本事業の目標に向かうことができたと考えています。

四方良し(市・地元・民間事業者・利用客)の枠組み

 利害関係の異なる事業者が相互に連携し、互いに成長していくためには、双方にとってWin-Winの関係を築く必要があります。誰かの犠牲の上に成り立つ事業はいずれ破綻します。
 行政がPFI/PPP事業を実施する際、民間事業者に任せておけば何とかなる、という幻想を抱く方も残念ながら多数いらっしゃいます。民間事業者は基本的に自社の利益を最優先します。正解のない施設経営を地域に根差したものとするために必要なものは、行政や地域の本事業に対する「想い」、「熱量」です。この関係事業者の「想い」や「熱量」は最終的にエンドユーザーである利用客に伝わり、施設経営に繋がるものです。

次回:市・地元・民間事業者の役割分担と連携

次回レポートでは「課題03 目標を達成するためのそれぞれの役割とは?」についてお届けします!

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